卒業検定に落ちる人の特徴|検定前に確認したいチェックポイント

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卒業検定で一番見ているのは正確さ

教習所の卒業検定は究極的に難しいわけではありませんが、それでも不合格になる人がいるくらい一筋縄ではいきません。

「卒検に落ちたらどうしよう」「1回ミスしたら不合格になる?」「どこに注意して運転すればいいの?」と不安になる人は多いでしょう。

卒業検定では単純に車を動かせるのかを見ているのではなく、動作の正確さを重要視して見ていきます。

大切なことはこれまでの教習で身につけてきた運転操作や安全確認を行い、周囲の状況に合わせて正しく判断することです。

普段の教習ではできていても、検定になると緊張して確認を忘れたり焦って操作をしがちになります。

実際に緊張しすぎて歩行者を見落とす、突然「あぁ!」と謎の声を出す、お経を唱えて精神を保とうとするなど様々な人を見てきました。

この記事では、卒業検定に落ちる人にありがちな特徴と、検定前に確認しておきたいポイントを分かりやすく解説します。

安全確認が不足している人は注意する

ミラーだけで確認を終わらせない

卒業検定で特に意識したいことが安全確認です。特に目視忘れは忘れるごとに10点減点されるので、必ず行うようにして下さい。

「ちゃんと見ているから大丈夫」と思っていても、検定員に安全確認をしたことがしっかりと伝わらないと意味がありません。

特に進路変更や右左折などでは、ルームミラーやサイドミラーだけを見て終わらせず、必ず目視確認を行いましょう。

【安全不確認】進路変更する直前に確認をしない(所内10点/路上10点)

車のミラーだけでは確認しにくい死角があります。あくまでミラーの役割は「補助」なので、自分の目でしっかりと確認して下さい。

普段の技能教習から安全確認を習慣にしておけば、卒業検定でも自然にできるようになります。

交差点では歩行者や自転車の動きに注意する

交差点では信号や対向車だけに集中しないように注意しましょう。

特に右左折するときは、曲がった先にある横断歩道の歩行者や自転車なども確認する必要があります。

右折では対向車ばかり見てしまったり、左折では左側の安全確認が不足したりすることがあります。

信号が青だからといって、そのまま進めるとは限りません。

横断歩道を渡っている人がいれば、その状況に合わせて安全に対応する必要があります。

【歩行者保護不停止】信号機のない横断歩道等で、歩行者が渡ろうとしているのに譲らない(路上中止)

【歩行者保護不停止】信号機のない横断歩道等で、歩行者が渡り始めているのに譲らない(路上中止)

【歩行者保護不停止】横断歩道等がない場所において、歩行者が渡り始めているのに譲らない(路上中止)

歩行者保護不停止は、卒業検定が不合格になる理由において常にワースト1〜3位に入るくらい高い確率で発生します。

交差点に近づいてから慌てて確認をするのではなく、早めに速度を落として周囲を見る余裕を作ることが大切です。

方向変換、縦列駐車でミスをしやすい

方向変換はポールの位置が重要

方向変換ではポールの位置を忘れてしまうと絶望的です。

教習をしている当初は割とすんなり入ってしまうので「慣れてきた」「もう覚えた」と思いがちです。

しかし、ほとんどの場合は一時記憶でしかないので数日経てば忘れてしまいます。

1週間前に何を食べたかすぐに思い出せますか?

もし思い出せないなら方向変換を覚えているはずがありません。たった4日間で忘れてしまう教習生もいます。

ですので一時記憶は頼りにせず、必ずメモを取るようにしましょう。

縦列駐車は手順を忘れやすい

縦列駐車は方向変換よりも手順が複雑なため、次に何をするべきなのかを忘れてしまう傾向があります。

特に「ポールの見え方」「ポールを見る順序」「ハンドルを回す向き」などを間違えてしまうと方向変換以上にリカバリーがききません。

方向変換と異なりこちらは「駐車」ですので、枠内に収めたあとに申告を行う必要があります。

ここで終了の申告をしないと「未完了(通過不能)」として検定中止になるので必ず申告を行って下さい。

卒業検定前に基本操作をもう一度確認する

右左折や進路変更は早めに準備する

右左折や進路変更、駐車車両などへの対応を直前で行うのは危険です。

近くではなくなるべく遠くを、前方や速度計だけではなくサイドミラーを確認することで、事前に道路環境の把握がしやすくなります。

お化け屋敷はなぜ怖いのでしょうか?

それは直前で脅かしてくるからです。あらかじめ脅かしてくるゾーンが分かってしまえば心構えができているため怖さが軽減します。

同様に右左折や進路変更をするときは、早めに周囲の状況を確認して準備をすることで心に余裕が生まれます。

案内された場所が近づいてから「ここで曲がるんだ」と慌てると、安全確認や合図などが雑になりやすくなります。

特に進路変更は自転車や他の車の動きを妨げやすく、どれも一発中止の可能性が高いため注意が必要です。

速度と車間距離にも余裕を持つ

卒業検定では安全確認だけではなく、速度や車間距離にも注意が必要です。

緊張していると速度計を見る余裕がなくなり、気づかないうちに速度が変化していることがあります。

道路標識などを確認しながら、その道路や交通状況に適した速度で走りましょう。

また、前の車との距離が近すぎると車間距離不保持として減点されるだけではなく、煽り運転として通報される可能性もあるため注意しましょう。

【車間距離不保持】車間距離を詰めすぎる(所内10点/路上10点)

前方の車だけを見るのではなく、そのさらに先まで広く見るようにすると、信号や渋滞にも早めに気づけます。

卒業検定だからといって特別な運転をするのではなく、技能教習で練習してきた基本を丁寧に行うことが大切です。

卒業検定は普段どおりの安全運転を意識しよう

第二段階の「みきわめ」が修了しているなら卒業検定も合格できるはずです。

しかし、卒業検定という性質上、極度の緊張によって普段の実力を発揮できないかとしれません。

この場合は深呼吸ではなく、大きなため息(自律神経を整えられる)を静かにゆっくりと行うと効果的です。

深呼吸では酸脳に酸素が回ってしまい、かえって緊張感が増してしまうという検証もあります。

ただし、あまりため息が目立ちすぎると検定員や他の受験生から「すべてを諦めた悲観的な人」に見えてしまうので気をつけましょう。

卒業検定で大切なことは「安全確認をする」「歩行者や自転車を見る」「早めに準備する」「速度と車間距離に余裕を持つ」などです。

まずはこの基本を忘れないようにしましょう。

また、検定中に小さなミスをしたからといって、その後の運転を諦めてはいけません。

「今ので落ちたかもしれない」と考えながら運転すると、次の安全確認や操作に集中できなくなります。

卒業検定は普段の技能教習で身につけたことを確認する場です。

検定だからといって急に特別な運転をしようとせず、教習で指導された安全確認や基本操作を丁寧に行いましょう。

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