学科試験はポイントを押さえて勉強しよう
学科試験は点数の世界です。自力で勉強をして実力をつけなければ合格できません。
「どのくらい勉強すれば受かるの?」「教科書を全部暗記しないとダメ?」「問題集だけやれば一発合格できる?」と不安になる人も多いでしょう。
残念ながら学科試験に合格するためには勉強が必要なのは事実です。
寝ているだけで記憶ができるなら、それは本当に夢の中での出来事です。
しかし、勉強の仕方を工夫することによって、労力を減らしつつ学習効果を向上させることは可能です。
この記事では、過去に某県内にてほぼ最下位だった学科試験合格率を2位まで上げた実績を生かし、一発で合格を目指す効率的な学習方法を解説します。
学科試験には「仮免学科試験」と「本免学科試験」の2種類がある
仮免学科試験について

第一段階における修了検定合格後に、教習所内で実施するのが仮免学科試験です。
学習室やオンラインで気軽に行っていた効果測定とは異なり、試験官、不正防止監視員のついた厳格な雰囲気の中で行われます。
静寂の中での試験になるので、たまに試験官の鼻から納豆でも詰まっているかのようなピーピー音が聞こえてきますが、決して笑ってはいけません。
学科試験の問題は50問✕1問2点の計100点、合格点数は90点以上ですが、間違えられるのは5問までとなります。
この仮免学科試験に合格すると、仮免許が発行されるので第二段階に進むことができます。
本免学科試験について
第二段階における卒業検定合格後に、住所を管轄する運転免許センターで実施するのが本免学科試験です。
住民票に記載されている住所(本籍ではない)が東京都なら「鮫洲、江東、府中」のいずれか、埼玉県なら「鴻巣」といったように受験会場が決められています。
大学生や転勤者に多い「住んでいるのは東京都だけど住民票の住所が茨城県のまま」の場合は茨城県の運転免許センターで試験を受けます。
1日に学科試験が行われる回数や開始時間などは各都道府県の運転免許センターごとに異なりますので各自確認が必要です。
完全予約制になっているので、いきなり運転免許センターに行っても学科試験を受けることはできません。
教習所の卒業時に「卒業証明書」が発行されるので、そこに記載された卒業証明書番号を予約サイトに入力することで予約が取れるようになります。
学科試験の問題は90問✕1問1点、イラスト問題5問✕1問2点の計100点、合格点数は90点以上です。
この本免学科試験に合格すると、原則即日中に免許証が発行されます。
卒業証明書の有効期限は教習所卒業時から1年以内なので、早めに学科試験を受けるようにして下さい。
学科教習の受け方のコツ!簡単に最大限の学習効率を生み出す方法
メインは問題集で教科書は辞書代わりに使う

試験は問題集から出題されるので、問題集さえ完璧に解けるのなら試験対策はパーフェクト!
問題集は各教習所で配布されたもので十分です。特に対策が必要な地域(愛知県と埼玉県)でなければ新しく問題集を購入する必要もありません。
問題集を使って勉強を始めるタイミングは、すべての学科教習が終わったあとがベストです。
勉強をしていて「分からない」問題があった場合はそのままにせず、必ず教科書を使って確認して下さい。
分からないままだと次に同じ問題が出たときに、確実に正解できる保証がないからです。
マーカーペンに頼らない
学科教習中に、指導員が教科書にマーカーペンを引いている場面を見たことがあると思います。
「ピンポイントで重要な部分を教えてくれている」「出題範囲を絞ってくれている」そう思いがちですが実は違います。
指導員は試験に出題される箇所だけをピックアップしているわけではありません。
出題範囲だけを考えるのなら、全ての範囲がマーカー対象になってしまいます。
教科書丸暗記はかなり困難なので、問題集を解いていて分からない問題だけを教科書で調べると良いでしょう。
逆にマーカーをひくことによって満足してしまい、勉強に身が入らなくなってしまうケースがあります。
学科試験の究極の勉強法!本免学科試験の合格率を2位に引き上げた唯一の方法
読むだけではなく書くことが大切
学科試験の勉強方法は問題を「読む」のではなく、実際に「書く」ことで覚えやすくなります。
教科書を読むだけで内容を理解できるのなら学科教習は必要ありませんし、そもそも読むだけなら図書館でもできます。
学科教習は指導員が内容を補足することによって「理解を深める」ためにあり、ただ教科書を棒読みしているわけではありません。
問題集を使って勉強をするときは、絶対に問題集に答えを書き込まないで下さい。
一度書き込んでしまうと二度と使えなくなります。
鉛筆で答えを書き込んで消しゴムで消しても、薄っすらとカーボンが残ってしまうため、正直試験対策にはなりません。
ノートで代用しても大丈夫ですが、当サイトでは教習所の学科試験に特化した解答用紙を配布しています。
効果測定、仮免学科試験、本免学科試験に対応しており、分からない問題にチェックを入れる欄も用意しています。
もちろん登録なし、無料で使えますので是非ご活用下さい。

学科試験合格のための勉強方法
学科教習が終わったら、ひとつの問題集を最後までやり抜きます。
1章(50問)、2章(50問)などに分かれている場合は、その「章ごと」に区切りをつけてもらっても構いません。
分からない問題があった場合は解答せず、あとで調べることができるようにチェックを入れておきましょう。
ここで採点した点数が今のあなたの実力です。60点でも40点でも構いません。まずは自分の実力を把握しておくことが大切です。
解答を間違えていたり、分からなくてチェックを入れた問題のみ教科書などで確認をします。
「なぜ間違えたのか?」「どの文章に引っかかったのか?」などを理解することが重要です。
見直しが終わったらもう一度同じ問題集を再チャレンジします。
ここで重要なのは正解した問題も含めて「すべての問題を再度実施する」ことです。
たとえば50問の問題であれば、間違えたり分からなかった問題が7問であっても、最初から50問すべてを行います。
これを繰り返すことで、正解だった問題においてもより強固な記憶として残るようになります。
何度も見直しを重ねていくうちに点数も上がっていくと思いますが、90点を超えた時点でその問題集を完了してもらって構いません。
もうすでに90点以上を取れる実力があるのであれば、これ以上勉強する必要がないからです。
ここで一番大切なことは「ひとつの問題集を最後までやりきる」ことです。
これだけで学科試験の合格率は確実に上がっていきますし、おそらく現状における最短での合格方法となります。
途中で投げ出したくなるかもしれませんが、最初の5分くらいを集中して行えば意外と続きます。
これは行動経済学における「現状維持バイアス(現状を維持しようとする心理的傾向)」及び「サンクコスト効果(すでに投資した労力を惜しむ)」が働くからです。
勉強は決して楽しいものではありませんが、ここで学んだ知識は自分を守るための財産となるため、頑張って覚えるようにしましょう。
学科試験の合格率は参考にならない

参考までに東京都の本免学科試験合格率は82.5%(2023年警視庁調べ)となっていますが、実はこの合格率自体に意味はありません。
基本的に合格率は「自分で決める」ものなので、徹底的に勉強をすれば100点を目指せますし、一切勉強をしなければ20点も狙えます。
合格率が82.5%だから「8割の人が受かるくらい簡単な問題なんだろう」「勉強しなくても何とかなるかも」と解釈するのは間違いです。
この82.5%は「8割くらいの人がしっかりと勉強している」という解釈が正解であり、残りの2割は「何も対策をしていないから落ちた」ということです。
学科試験は数ある国家資格の中でもきちんと勉強をすれば合格できるものです。
学科試験で不合格になった人の背中にはとてつもない哀愁が漂っています。
事前にしっかりと対策を取り、一発合格を目指して頑張りましょう。
.png)

コメント