学科試験にも映画のようなフラグがある
「フラグ」とはその後の展開が予測できる目印や伏線のことです。
たとえば映画やアニメの世界では以下のようなフラグが有名です。
- 窮地の場面で僅かな反撃をした際にモブキャラが発する「やったか!?」発言 ⇒ やってない
- 主人公の相棒が「一生あんたについていく」と宣言する ⇒ ラストまで生き残れない
- シリアスやホラー系でなぜかいるコミカル(ラテン系で知能が子犬程度の能天気野郎)なキャラ ⇒ 生き残る
- 某アニメで「アダダダダダダダダ!!!!」とグミ弾を無計画に乱発しまくる ⇒ 無傷
- 「よし、このまま突っ切ってやる!」 ⇒ 突っ切っれない
- 「見張りがいるはずだ」「誰もいないぞ?」 ⇒ 確定で罠
このようなフラグが立つと「またか」と思ってしまいますよね。
肝心な場面で「よし、やったか!」と言われると「そう余計なこと言わないでほしい」と思ってしまいます。
学科試験も同様に、この言葉が出てきたらまずは疑うべきというフラグがあります。
この記事では、学科試験における最大のフラグである「ちいかわ四天王」について解説していきます。
ちいかわ四天王の「ち」と「い」
車の世界では完全NGな「注視」

「注視」とは注意深く一点を見続ける、または対象の状態や今後の行方を集中して見守ることをいいます。
エアコンの裏にゴキブリが隠れたときに、ジッとエアコンを見続ける行為もひとつの注視といえます。
「視る」というよりは「意識を一点集中」させている状態に近く、周りが見えづらくなるので車の運転において注視は厳禁です。
問題1
交差点では様々な危険が予測されるため、注視して危険を発見するようにする。
答え:✕
注視をすると周囲の状況の変化に気づくのが遅れるため、一点だけ見るのは危険です。
問題2
見通しの悪い交差点で人の動きがあったため、注視して確認した。
答え:✕
見通しの悪い交差点で一点を見続けるのは大変危険です。様々な状況の変化に対応するために、視野を広くもちましょう。
このように、問題の中に「注視」が入っている場合、基本的に答えは「✕」である可能性が高いです。
「いつでも」行けるわけがない
学科試験は日本語の問題なので、「いつでも」という言葉は「状況に関係なくいつでも」という意味になります。
この「状況に関係なく」という極めて重大な意味をたった4文字の「いつでも」の中に集約(ちょっと略し過ぎでは?)しています。
車の運転において状況に関係なく走行することはあり得ません。
問題1
前方の信号機が青信号に変わったことを確認すれば、いつでも発進することができる。
答え:✕
たとえ青信号であっても、先発確認(左右の安全確認)をしてから発進しなければなりません。
問題2
一時停止で左右の確認をしたあとは、いつでも発進できる。
答え:✕
左右だけではなく周囲の歩行者や自転車も確認するようにしましょう。
右左折をともなう場合は左右確認だけではなく巻き込み確認も必要です。
このように、「いつでも」という言葉がでてきたら疑問をもつようにしましょう。
ちいかわ四天王の「か」と「わ」
どう考えても「必ず」はフラグ

すべての問題に当てはまるわけではありませんが、「必ず」という言葉も「必ずではない」ことが多いです。
特に学科試験においては「ひっかけ問題の帝王」と言われているくらい汎用性の高い言葉です。
問題をしっかりと読んで、「必ず」という意味が適切であるのかを判断する必要があります。
問題1
踏切では必ず直線で一時停止をし、安全を確認してから進行しなければならない。
答え:✕
踏切用信号機がある場合を除きます。
問題2
幼児や黄色や白の杖をもった歩行者が歩いていた場合、そのすぐそばを進行するときは必ず一時停止をしなければならない。
答え:✕
徐行か一時停止が正解です。
一方で「安全確認はミラーだけではなく、必ず目視も行うようにする。」など、答えが「◯」になる問題も存在します。
なぜかまわりくどい表現が多い「渡ろうとしている」
「渡ろうとしている」という言葉自体はシンプルで分かりやすいのですが、他の言葉と組み合わせることで真価を発揮します。
- 渡ろうとしている ⇒ この意味のまま
- 渡ろうとしている場合のほかは ⇒ 渡らない
- 渡ろうとしていることが明らかな場合のほかは ⇒ 渡るのか渡らないのか分からない
- 渡ろうとしているのか分からない場合のほかは ⇒ 渡るか渡らないか決まっているが結局分からない
誰もが口をあけてポカンとする日本語のバーゲンセールです。
問題1
横断歩道で渡ろうとしている歩行者がいないことが明らかな場合のほかは、その直前で停止できるような速度で進まなければならない。
答え:◯
この場合、歩行者は横断歩道を渡るのか渡らないのか分からない状況です。
歩行者が犬の散歩で、たまたま横断歩道の横に立っているシチュエーションが多いですね。
犬が歩く方向に歩行者が吸い寄せられていくので(犬の引力現象)、いきなりフェイントをかけて横断歩道を渡る可能性もあります。
渡る可能性がある以上は、いつでも停止できるような速度で進行する必要があります。
問題2
横断歩道で歩行者が渡ろうとしている場合は、横断歩道の直前で停止し、歩行者の進行を妨げないようにしたほうがよい。
答え:✕
最後の「したほうがよい」が任意であるため、「しなければならない」の強制が正解となります。
このように、何を言っているのかサッパリ分からない言葉が出てきた場合は要注意です。
学科試験が「日本語の問題」と言われる由縁はここにあります。
フラグが出たら「あっ、これは?」と疑うべき

以上がかわいいだけではやっていけない、ちいかわ四天王の恐怖でした。
1999年7の月、空からアンゴルモアの大王は降ってかませんでしたが(ノストラダムスの大夜逃げ)、ちいかわ四天王は今でも健在です。
このフラグを理解しておくことで、学科試験を優位に進めやすくなります。
一発合格を目指すためにも、四天王に立ち向かう勇気を奮い立たせて下さい。
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