運転免許取得にかかる費用はいくら?|教習料金以外の金額も解説

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運転免許の取得には教習料金以外にもお金がかかる

普通自動車免許を取得する場合、自動車教習所に通うか運転免許センターで一発試験を受験するかのどちらかです。

運転免許センターでの一発試験に合格するのは相当困難(超高難易度)であることから、多くの場合は自動車教習所に通うことになります。

そうなると気になるのが決して安くはない教習料金ですよね。物価高の影響で教習料金は20年前の倍の水準である40万円近くになっています。

教習の進み方によっては追加教習や再検定の料金が発生することがあり、教習所までの交通費や免許取得時の手数料なども考慮すると様々なコストがかかります。

特に初めて免許を取る人は、表示されている教習料金だけを見て教習所を決めてしまいがちです。

多くの場合は最短で卒業できた場合のトータル料金が記載されていますが、中には「教習料金A(基本料金)+教習料金B(追加料金)」と分け、安く見える基本料金のみを記載している場合があります。

この記事では、普通自動車免許を取得するときにかかる費用について、様々な角度から分かりやすく解説します。

普通自動車免許の教習料金は35万円前後がひとつの目安

AT免許とMT免許で料金が異なる

普通自動車免許を教習所へ通って取得する場合、料金は教習所や地域、取得する免許の種類などによって異なります。

そのため一概には言えませんが、初めて普通自動車免許を取得する場合は、35万円前後からそれ以上になることも珍しくありません。

AT車だけを運転できるAT限定免許と、MT車も運転できるMT免許では必要な教習時限数が異なるため、料金にも差があります。

一般的にはMT車の教習が必要になるプランのほうが、AT限定免許より高くなる傾向があります。

近年ではMT車の需要が激減していることもあり、教習所によっては新規免許取得はAT車のみ(MT車希望者は限定解除)としている場合もあります。

「とにかく安い教習所を選びたい」という人もいると思いますが、表示料金だけで比較するのはおすすめできません。

追加料金の条件や予約の取りやすさ、送迎バスの有無なども確認して、免許取得までに必要な総額で比較することが大切です。

通学免許と合宿免許でも料金が変わる

自動車教習所は自宅などから教習所へ通う「通学免許」と、宿泊しながら短期間で取得を目指す「合宿免許」があります。

通学免許は学校や仕事と両立しやすく、自分の生活に合わせて教習を進められるのがメリットです。

一方、合宿免許はあらかじめ教習スケジュールが組まれていることが多く、短期間で卒業を目指しやすいという特徴があります。

また、時期や教習所によっては合宿免許のほうが費用を抑えられる場合もあります。

単純に表示価格だけを見るのではなく「宿泊費は含まれている?」「食事代はいくら?」「現地までの交通費は?」なども確認しておきましょう。

大学生などで長期休暇を利用できる場合は、通学と合宿の両方を比較してみるのがおすすめです。

追加教習や再検定で料金が増えることもある

技能教習が延長すると追加料金がかかる場合がある

教習所へ入校したからといって、全員が最初に予定された時間だけで卒業できるとは限りません。

技能教習ではそれぞれの段階で必要な運転技術を身につけてから次へ進みます。

そのため、運転技術が十分ではないと判断された場合には追加で技能教習を受けることがあります。

いわゆる教習の延長です。

もちろん教習料金の総額は「最短で卒業した場合」の費用であるため、教習が延長するとその分の追加料金が発生します。

技能教習1回分の平均価格は5,000円〜5,500円くらいするので、5回延長しただけでも25,000円〜27,500円の負担になります。

教習所によっては、一定の追加教習などをカバーするプラン(安心プラン)が用意されていることもあります。

運転の得意、不得意は実際にハンドルを握ってみないと分からないため、少しでも不安を感じたら定額プランを問い合わせてみましょう。

教習指導員としての目線から見ていると、平均4割ほどの教習生が2〜3回の延長教習を受けているイメージですが個人差が大きいです。

検定に不合格になると再検定料が必要になる場合もある

免許取得までには必ず技能試験(修了検定、卒業検定)、学科試験(効果測定、仮免学科試験、本免学科試験)を受ける必要があります。

一発で合格できれば問題ありませんが、不合格になった場合は再び検定を受ける必要があります。

技能試験が不合格だった場合は再検定料と1時限以上の補修教習料が、仮免学科試験に不合格だった場合も再試験料が発生します。

「もし何回か落ちたらいくらかかるんだろう」と不安になる人もいるでしょう。

特に費用をできるだけ抑えたい場合は、追加教習や再検定などに対する保証内容を確認しておくことが重要です。

「安心プランだから全部無料」と思い込まず、どこまで料金に含まれているのか確認してから申し込みましょう。

特に以下の3つは安心プランに含まれないことが多いです。

  • 技能教習キャンセル料∶教習所によってかなり差があります。
  • 自由練習∶正規の「教習」ではないため実費であることが多いです。
  • 仮免学科試験受験料∶非課税なので安心プランでも免除できません。免除してしまうと脱税になるからです。

プランは一度決めてしまうとあとで変更できないことが多いので、事前に費用の内訳をしっかりと把握しておくことが大切です。

教習料金以外に必要なお金も忘れない

交通費や証明写真などの費用も考えておく

通学免許の場合、意外と見落としやすいのが教習所までの交通費です。

電車やバスを利用して何度も教習所へ通えば、それなりの金額になることがあります。

教習所によっては最寄り駅や大学などから無料送迎バスを運行している場合もあるため、通学方法も確認しておきましょう。

他にも手続きの内容によっては証明写真などが必要になる場合があります。

教習所を比較するときは「入校時に表示されている料金以外に何が必要なのか」まで確認しておくと、予算を立てやすくなります。

免許取得時の試験や交付に関する手数料もある

教習所を卒業しても、それだけですべての支払いが終わるとは限りません。

指定自動車教習所を卒業した場合でも、住所地を管轄する運転免許センターなどで必要な試験や手続きを行います。

その際には試験や免許証の交付などに関する手数料が必要になります。

具体的な金額や支払い方法については、受験する都道府県の警察などが案内している最新情報を確認しておきましょう。

また、運転免許センターまでの交通費なども必要です。

教習所へ支払う金額だけではなく、実際に免許証を受け取るところまでを免許取得費用として考えておくと安心です。

教習所は「表示料金」ではなく総額で比較しよう

一見すると安く見える教習所でも、追加教習や再受験料などにより最終的な支払い額が高くなる可能性があります。

そもそも指定自動車教習所の場合は、相場より安すぎると公正取引委員会から指導を受けるため、極端に安く設定することができません。

一方で基本料金が少し高くても、無料送迎や追加教習などの保証が充実していれば結果的に安心して通える場合もあります。

これから免許を取得する場合は事前に教習所の公式サイトなどで料金を確認し、「最終的にいくらかかりそうか」まで比較することが大切です。

通学免許だけでなく合宿免許も候補に入れながら、自分の予算やスケジュールに合った方法を選んでみましょう。

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